昨年の夏頃に賢威8のβ版がリリースされて以来
延々とβ版のアップデートが度々され続けるのみで、

「賢威8の正式版はいつリリースされんの?」

という疑問も、もはや頭の片隅から消えうせた今日、
メールボックスに賢威からのお知らせが入ってきました。

メール内容を確認すると、どうやら5月30日に
ついに賢威8の正式版がリリースされていたようです。

賢威8の正式版がリリースされる間に
業界では様々なWordpressのテンプレートが登場してきました。

>THE・THOR(ザ・トール)

>「Diver」(ダイバー)

>「WING(AFFINGER5)」(アフィンガー5)

最近のアフィリエイト業界では
上記3つのテンプレートが割りと「旬」な所かと思います。

特に上記3つの中で最も新しくリリースされた
「ザ・トール」については既存のテンプレートの良い所を
ほぼ総取りしたようなテンプレートとなっており、
後発である強みを強烈に生かした商品になっていると思います。

ただそんな中、私的には現在のWordpressテンプレートの
スタンダードとなる礎を作ってきたのは
間違いなく今回取り上げる「賢威」であると思います。

賢威が発売したのは2007年で、
約10年以上もロングセラーとなっているもので、
Googleの変化と共にその性能もアップデートしてきた
割と歴史のあるテンプレートでもあります。

wordpressテンプレートが多々販売されている今、
その先駆者的な立ち位置に居る「賢威」が
どのような進化を遂げて正式版をリリースしてくるか
その辺りを楽しみにしていたのは私だけではないはずです。

ですが、いざ蓋を開けてみたら

「ん~、ちょっと過剰に期待しすぎたかな、、、」

と思ったのが正直なところです。

賢威8正式版でアップデートされた仕様一覧

私が賢威8の正式版で期待したのは
最近リリースされたテンプレートに付属している
「機能」や「操作性」などです。

やはりアップデートされるツールの特性として
「後だしの強み」というものを期待していたのですが、
個人的にはそこまでといった感じでした。

具体的な機能で言えば

・カラーやレイアウトなどを手軽に変更できるカスタマイザー

・文字装飾などの豊富な入力補助機能

・LP作成機能

こうしたものを期待したのですが、
実際に賢威8正式版で追加されたのは
以下の4つです。

(1)アイコンに「SVG」と「ウェブフォント」を利用し、いろいろな環境で美しく表示されるようになった

(2)メインビジュアルに画像だけでなく動画を置けるようになった。また、全画面表示スライダーの設置が可能になった

(3)「お申し込みボタン」など、コンバージョンに影響するデザインパーツを増やしました

(4)SNSのシェアボタンをオリジナルに換え、デザイン性や表示速度が向上

ここら辺の細かい仕様変更を求めている人も
少なくはないのかもしれませんが、
私的にはさほど触れる機会のない仕様ですね。

(1)の“アイコンに「SVG」と「ウェブフォント」を利用し”
というのはざっくりと言えば画像の解像度を上げることです。

一口に画像といっても色々な種類がありますが、
ここで指すのは「ベクター画像」と呼ばれるもので、
これは画像データを拡大や縮小しても劣化しないのが特徴と
押さえてもらえれば問題ありません。

ただ、私のようなアフィリエイターと呼ばれる人種は
さほど専門的に画像のクオリティに拘る必要もなければ、
それが収益の差になることもないのが現実的な所です。

もちろん、

「これ、もはやモザイクやんけ」

というレベルに劣化している画像を使うのは問題外ですが、
普通に読んでもらう人が認識出来るレベルの画像であれば、
その解像度がめちゃくちゃ高くなくても全く収益は変わりませんので。

(2)の動画やスライダーが設置可能と言う変更も、
私のようなテキスト中心のコンテンツ作成となると
さほど活用する機会もないのかなと。

もちろん動画には動画の良さがありますし、
スライダーみたいな技術的なイメージを与えられる施行などは
「プログラミング」とか「wordpress」などのテーマで情報発信しているのであれば、
ブログ訪問者へブログの「専門性」や「権威」なんかの印象を持たせるのに
一役買ってくれる可能性もあるので
導入の余地は大いにあると思います。

(3)のリンクボタンのデザインパーツの増量については
万人に有益な仕様ですよね。

もちろんそのリンクに辿りつくまでに
読み手が離脱しない文章力は必要になってきますが、
「リンクが分かりにくい」という理由だけで
成約の取りこぼしをするのは勿体無いので、
こうしたリンクボタンのデザインは非常に良い変更点と
評価して良いと思います。

(4)のSNSシェアボタンというものは
最近のテンプレートですとほぼ標準で搭載されていますので、
さほど賢威特有の強みにはなっていないのかなと思います。

私がやっているような「ネットで稼ぐ系」の情報発信などは
SNSでのシェアなどされにくい傾向にありますが、
アドセンス主体で様々な属性の読者を集めていく、
いわゆる「ブロガー」と呼ばれる人ですとSNSとの連携が前提となりますので、
こうしたSNSボタンの強化というものは大いに恩恵があります。

賢威8正式版はβ版とデザインの差は無し

テンプレートの要素として良く語られる要素に

「ブログのデザイン」

というものがあります。

要はテンプレートを導入した際の
ブログに反映されたデザインのことですね。

賢威のデザインは歴代どのバージョンを見ても
良くも悪くも「シンプル」な印象を抱く人が多いと思います。

私自身は賢威はバージョン6から使用していますが、
特にバージョン7のシンプルさは

「ちょっと度が過ぎてません??」

と思ってしまった程でした(笑)

白を基調としたデザインでしたが、
見る人が見ればプログラミング自体構築途中のものかと思う程に
「真っ白」でしたからね(笑)

そんな今回リリースされた賢威8正式版のデザインも
Ver.7までは行きませんが結構シンプルに仕上がっています。

β版からの大きなデザイン変更などは見当たりません。

ここらへんは個人の価値観もあるでしょうけど、
運営しているブログのテーマによっても
その良し悪しは分かれてくるものだと思います。

というのも、何らかの専門性の演出が有利なジャンルですと
あまりにもポップな色使いのデザインですと
コンテンツ自体が、やや説得力に欠けるものになってしまうからです。

逆に親しみやすいブログ管理人のキャラクターを演出するのであれば、
あまりにもお堅い印象のデザインですと、
そのキャラクター戦術を十分に発揮できないものになります。

ですので、「シンプルさ」というものは
ブログのジャンルによってその良し悪しを判断するのが
的確な基準になってきます。

実際問題、ネット上のレビューで

「賢威はデザインが終わっている」

という趣旨の主張をしているブログなどの第一目的は
「テンプレートを売りたい為」にそうした主張をしているので、
デザインの良し悪しを決めるのは「ブログ訪問者」という視点を前提に
そうしたレビュー記事等に目を通してください。

まあ一応今回の賢威8正式版のアップデートで、
カスタマイザーから「キーカラーの変更」は行えるので
最低限のカスタマイズは出来ますしね。

賢威8正式版もLP作成は出来るには出来るけど、、、

賢威Ver.7ではLP(ランディングページ)と呼ばれる
一枚のページを作る機能が実装されましたが、
賢威β版だとその機能はなくなりました。

「そもそもLPとは何ぞや?」

と言うと、簡単に言えば商品販売ページ(セールスレター)のように、
1カラムで無駄なリンクを排除した1枚のWebページのことです。

LPの用途としてはネットビジネスであれば、
やはりメルマガ登録ページのように

「読み手にクリックして欲しいリンク」

へと誘導するコンテンツになります。

このLPというものはどんなメリットがあるかというと、
グローバルメニューやサイドバーのように、
読み手が他のコンテンツに離脱してしまう原因を排除できるため、
目的のリンクへと到達させる確率を上げることが出来ることです。

営利目的で運営するブログであれば、
ブログ自体のSEOを高めるために、
「ブログ内回遊率」を高めていく必要があります。

そのために、読み手が思わずクリックしてしまうような
魅力的な記事タイトルを付けることになりますが、
そうしたコンテンツがサイドバー等、読み手の目に付く場所に配置してあると
やはり読み手の意識はそちらへ向かうことになり、
文章に集中してくれません。

通常のブログはその性質上、カラム数の設定をすれば
どのページにおいても基本的には設定したカラム数が表示され、
ページ単体でのカラム設定が出来るものは少ないので、
メルマガ登録ページ等もその例外ではありません。

ですので、そうしたLP形式のページを作成するとなると、
それ専用のソフトを導入するしか方法はありませんでした。

ネットビジネス界隈で言えば
これらが定番のLP作成ソフトですね。

LP作成ソフト「Colorful(カラフル)」

次世代型サイト作成システム「SIRIUS(シリウス)」

以前はこうしたソフトを導入しなければ、
wordpressで運営しているブログにLPを作成することが出来ませんでしたので、
賢威7にてLP作成機能が搭載された時は
画期的なものとなっていました。

ですが、賢威8β版ではこのLP作成機能は削除されてしまったのは
前述したとおりです。

その間、旬なテンプレートとして冒頭で示した
>「Diver」(ダイバー)ですと、
このLP作成機能を搭載してきましたので、
ここは賢威8正式版にも期待する部分でもありました。

実際に賢威8正式版でも
LP作成機能は復活したのですが、
それはプラグインを導入しての対応でした。

「ん~、面倒臭い」

プラグインを入れれば済む話ですけど、
せっかくページ表示速度が速い賢威を
プラグインを導入することで阻害するのはちょっと忍びないなと
個人的には思っています。

まあここらへんは微々たる差だとは思いますけどね。

私も気が向いたらプラグインを導入して
LPでも作ってみようかなと思います。

賢威8正式版を導入すれば稼げるのか?

営利目的でブログを運営するにあたって、
やはり気になるのはここですよね。

結論から言えば

「確実に稼ぎにくくなった」

というのが現実的な表現になるかと思います。

アドセンス等のクリック広告での収益は置いておいて、
成果報酬型のアフィリエイトですと、商品成約に必要なのは
「ブログに投稿していくコンテンツ」であることは
今更言うまでもありません。

その上で、テンプレートによる「ブログの内部リンク構造」にて
ブログ訪問者の「滞在率」や「回遊率」といったものは
間違いなく向上していきます。

それが意味するのは集客力になりますが、
結局そこに商品を成約させる「文章力」がなければ
残念ながら収益は発生しません。

そして物理的に「賢威を売って稼ぐ」という方法も、
賢威自体がインフォトップでの販売を停止し、
現在取り扱いASPはA8のみとなってしまいましたので、
売れにくい状況になったのは間違いないと言えます。

インフォトップではアフィリエイター独自の「特典」が付けられましたが、
A8では基本的に特典は付けられませんので、
見込み客への訴求力は確実に落ちるからです。

ジャンルによってはネットビジネスに精通していないターゲットを集めることで、
そうしたターゲットは「特典」という存在自体を知らないわけですから
賢威自体に魅力を感じさせることが出来れば
購入してもらえる可能性は普通にあります。

ですが、やはり「特典」というものの訴求力は強力ですので、
売りやすさで言えば
インフォトップで取り扱っているテンプレートの方が
売りやすいと思います。

冒頭で挙げた「旬」なテンプレートで言えば、

>THE・THOR(ザ・トール)

こちらは

・賢威より約1万円安い
・専門的な知識が不要
・既存のテンプレートの良いとこ取り

という特徴があるので、
かなり売り込みやすい商品になっています。

>「Diver」(ダイバー)

こちらはLP機能や入力補助機能が「ザ・トール」よりも優れていますが、
やはり値段的に万人が手にしやすいのは「ザ・トール」の方でしょうね。

賢威8正式版公開で一時代の終わりを感じた

今回賢威8の正式版は結構楽しみにしていたんですが、
正直肩透かしを食らった感じです。

ただ、最近「旬」なテンプレートと比べると
賢威の方が表示速度に関しては「爆速」ですので、
やはりSEOには拘りを持っているのが垣間見れます。

むしろ今までも賢威はSEOを突き詰めてきた歴史の上に
ここまでの地位を築いてきた側面があると思います。

個人的には「SEO対策にステータス全振り」ってイメージです(笑)

そうした「職人気質」な起業ポリシーは嫌いじゃないです。

ですが、昨今のテンプレートもSEO対策に関してはしっかり施されてきていますし、
そこだけで勝負する時代ではなくなってきたのかなとも思います。

実際に5年くらい前ですと、
賢威にテンプレートを着せ替えただけで
検索結果が上がるなんてこともありましたけど(実際に体験済み)、
それは当時のブログやサイトの質が低かった背景もあってのことです。

今はテンプレートを着せ替えただけで順位があがることは
まず無いと思ってください。

「このテンプレートに変えたら順位があがりました」

なんて2017年以降に書かれたレビュー記事があれば
それ間違いなく嘘ですからね(笑)

近年リリースされたテンプレートであれば、
正直SEOの強さとかは大差ないものになっていますし
選ぶ基準としては前述した
「デザインの好み」とか「使いたい機能」などを
その判断基準にしていくのが良いかと思います。

「SEO対策済み」という触れ込みは当たり前になった時代で、
「それ+α」を持ったテンプレートは実際に多くリリースされていますので、
「賢威を買っとけば間違い無い」という、
賢威一強の時代は一旦終わったのかなというのが
今回公開された賢威8正式版を見て思った感想です。

まあそれでも特に賢威自体の使い勝手に不満を持っているわけじゃなく、
長年使用している愛着もありますので、
私はこのブログは賢威を使い続けますけどね。

そして次のアップデートや
賢威9リリースでの先駆者ならではの意地というか
巻き返しみたいな

「賢威なら何かやってくれそう」

という期待感は抱いてしまうのは、
かなり贔屓目かもしれません。

なんにせよ、賢威には何かもう一花咲かせて欲しいと思っています。

以上が賢威8正式版を見た感想になります。

参考にされてください。

それでは。

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